介護福祉士
大切にしていることは、
いつも利用者さんの立場で考えること。
笹本 優那さん(2019年3月卒業)
社会福祉法人善常会 特別養護老人ホームオレンジタウン笠寺 勤務
(名古屋市南区)
介護福祉士をめざすきっかけは、曾祖父が訪問介護を利用していたこと。職員の方と楽しそうに話す姿を見て、介護福祉士になりたいと思いました。この仕事の魅力は、利用者さんから「ありがとう」と言っていただけることです。そして笑顔になってくれることに、大きなやりがいを感じています。大切にしていることは、常に利用者さんの立場になって考えること。言葉で確認することはもちろん、表情や反応からも気持ちを汲み取るように心がけています。日々、日常生活のお手伝いをしながら、一人ひとりにあった介護方法があることに改めて気づきました。体調の変化も含め、その人にあった介護を考えて実践していくことが今後の課題。毎日を楽しく過ごしてもらうためにも、コミュニケーション能力をさらに高め、多職種連携もしっかり行っていきたいです。
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理学療法士
私のめざす姿は、
患者さんを第一に考えられる理学療法士。
戸塚 朱音さん(2021年3月卒業)
医療法人弘遠会 すずかけグループ すずかけセントラル病院
(静岡県浜松市)
理学療法士として心がけていることは、学ぶ姿勢を持ち続けること。現在、急性期、慢性期の患者さんのリハビリを担当していますが、今後はさらに幅広く経験を積み、さまざまな視点でリハビリに取り組めるようになりたいと考えています。やりがいを感じられるのは、患者さんの機能回復・向上が実感できたときです。これまで歩行が不安定だった患者さんが、安定して自立歩行できるようになった姿を見ると、自分も力になれたことに喜びを覚えます。先輩方から学ぶこともたくさんあります。問題点に気づく力、原因を考える力は、先輩方をお手本に磨いていきたいです。私がめざすのは、患者さんを第一に考えられる理学療法士。その目標に向けて成長していくためにも、今は専門理学療法士の資格取得をめざし、スキルアップをはかっていきたいと思っています。
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作業療法士
その人の人生の助けになれることが、
作業療法士としての喜び。
世古 涼也さん(2021年3月卒業)
医療法人徳洲会 名古屋徳洲会総合病院 勤務
(愛知県春日井市)
人の助けになる仕事がしたい。それが作業療法士をめざした理由。現在、トイレなどの日常生活動作はもちろん、アクティビティーも取り入れてリハビリを行っています。先日、退院された患者さんと偶然お会いした際、「おかげで今も歩けるよ」と声をかけていただけました。そのときの喜びは、今も忘れられません。いちばん心がけていることは、いかにして患者さんとの信頼関係を築くか。ケガや病気で落ち込んでいる方も多いので、何気ない会話で打ち解けることからはじめ、名前で呼んでいただける関係性をめざしています。課題と感じていることは、自分の考えをわかりやすく伝えること。患者さんからも率直な意見をもらい、それを成長のバネにしていきたいです。これからも常に話しかけやすいセラピストを目標に、患者さんと誠実に向き合っていきます。
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精神保健福祉士
礼節を重んじることで育まれていく信頼関係。
言葉だけにとらわれない対話で心の交流を。
永岡 ゆう子さん(2007年3月卒業)
医療法人青嶺会 木の香往診クリニック 勤務
( 名古屋市北区)
相談支援には正解がありません。その方にとって何がベストか考え抜くこと、いかに想像力を発揮できるのかが問われます。考える際、土台になるのは利用者さんの想いです。だからこそ、本音を話してもらえる関係づくりがカギ。私の場合、言葉だけでなく、非言語のコミュニケーションを意識しています。例えば、まず同じ空間にいることを受け入れてもらう。そして同じ時間を過ごしながら心を開いてもらう。そのために心がけていることは、礼節を重んじること。大切なのは、結果に至るまでの過程です。その一つひとつを丁寧に進めることが、精神保健福祉士としての成長につながっています。今、ソーシャルワークを必要としている方々は、精神保健福祉の分野だけではありません。私は、分野にとらわれず支援する仲間を広げ、活躍の場を開拓していきたい。それが今後の目標です。
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