
受験認定
学科
2年課程職業実践専門課程認定学科
室内装飾やデザインを
表現する力を身に付ける。
パース、模型、CGの基礎技術や、制作物のプレゼンテーション能力を身に付け、建築学についても学びます。建築士の資格取得を目指す学生も多く、7割近くの学生が「建築ライセンス科」、「建築ライセンス本科」へ進学します。
作品制作を主体にした学び

インテリアデザイン科の特徴は、豊富な課題制作です。実習を通して、自分の頭の中のイメージを実際の形として表現する技能を身につけることができます。
住宅から店舗まで幅広く課題制作をおこなうため、多彩な表現力を身につけます。



確かな表現力を身につけ、
社会で活躍!

店舗やオフィスの空間をデザインしています。壁紙や床の材料、照明や机などのファニチュアまでご提案しています。時にはお店の看板の制作まで。店舗イメージに見合った想いをカタチにする職業はとても魅力的。学生時代にはいろんな店舗に行きイメージを膨らませました。

授業紹介動画
学科の特徴
建築+制作豊富な授業
実技実習を多く取り入れ、飽きのこない授業を実施します。相手に伝わるよう、設計趣旨がまとめられたプレゼンボードや、既存の空間にコンセプトをまとめ、形にする店舗設計の授業など制作中心の授業を展開しています。また、二級建築士の資格取得を目指し本校の「建築ライセンス科」「建築ライセンス本科」へ進学する学生も多いです。


専門知識を習得
パース、模型、CGの基本表現を学び、イラストレーターやフォトショップなどの専用ソフトを利用し、制作物のプレゼンテーション能力を身につけます。さらにその後、自分の関心のある店舗、住空間、CG、模型などの中から分野を選択し、深く学習することができます。


建築の基礎知識を学習できる
私たちを囲む空間(建築)を自由な発想で創造し、生活しやすくつくりあげていく。すなわち、インテリアは建築の中で生きるものです。きめ細かな仕事をしていくデザイナーを養成するためには建築の知識なしでは語れません。建築の基礎知識を交えて学んでいきます。


幅広い建築の知識を学ぶ
建築の基礎科目に加え、イメージを表現するために必要なデッサン、すべてのものにおいて欠かすことのできない色彩学、これからのデジタル社会に即戦力で対応できるようにIT実習やデジタルデザイン、照明デザインなど、幅広く学習します。


目標とする資格
卒業制作紹介

基本技能を身につける
前期では建築製図、CADなどの図面作図に加えて、手描きパース、インテリア模型、Illustrator、Photoshop、デッサンなど、建築のプレゼンテーションの幅を広げる表現力を身につけます。中でもインテリア模型は、模型制作の基礎から始まり、内観のプレゼン模型の制作を通して、縮尺の違いや着色方法など、プロとして通用する技術を習得します。

後期では新たにCG(Vectorworks)や照明デザインを学びつつ、前期実習で学んだ基礎スキルを活用して、店舗の設計課題に取り組みます。実在する敷地を対象にして、その場所に要求されるものは何かを、それぞれが自分なりのテーマを決めてデザインします。手描きを主体としたプレゼンボードを制作して、提出後は講評会にて議論を交わし、考える力を養います。


より深いプロのスキルを養う
前期ではIllustrator、PhotoshopやCG(Vectorworks)のPCスキルを高めつつ、物販店舗の設計課題に取り組みます。1年次と比べ、よりプロ目線でコンセプトを練り上げるため、数多くのスタディ模型(設計士がデザインを検討・確認するための模型)を制作します。多くの検討の上で完成した作品は、就職活動の際に自己PR作品として活用できます。

後期では手描きパースやCGのスキルを磨きながら、飲食店舗の設計課題に取り組みます。スタディ模型によって検討を重ねてプランを確定し、2年間で学んだ中で、得意な表現方法を用いてプレゼンテーションに臨みます。インテリアデザイン科の集大成として行われる講評会は、毎年、熱気を帯びたものとなります。また、建築総合演習(P12参照)では卒業制作にも励みます。

カリキュラム
1時限 | 2時限 | 3時限 | 4時限 | 5時限 | 6時限 | ||
9:30〜 10:20 |
10:30〜 11:20 |
11:30〜 12:20 |
13:10〜 14:00 |
14:10〜 15:00 |
15:10〜 16:00 |
||
月 | 建築設備 | 建築法規 |
建築 デザイン史 |
HR | |||
火 | 建築総合演習(実践)※建築工学科共通科目 | ||||||
水 |
インテリア コーディネーター演習 |
施工管理 | 建築IT | ||||
木 | インテリア設計製図 | ||||||
金 | 建築インテリアパース | CG/ファニチュアデザイン |
2年次前期の例
建築設備
人間生活をより快適でより安全とするための具体的な各種設備(給水・排水・ガス設備・電気設備・空調設備・電気設備等)について、用語から各種方式までを理解し、建築設備への全体的な考え方と適切な方式の選択方法などを学習する。
建築法規
建築基準法を理解する上で重要な用語の定義について図解等を交えてわかりやすく解説する。また、建築基準法及び建築基準法施行令を基本として、建築物自体の主要な技術基準、都市計画区域等における主要な建築制限、制度規定について、法の基因関係から遂条の解説を実際例と併せて解説すると共に法文内容の理解を深めるために演習を行う。
建築デザイン史
各時代の代表的な建築物をいくつか具体的に取り上げ、それに付随するデザインについてもクローズアップする。その時代の特徴・材料・技巧を捉えることにより、次の時代への考察も並行して行う。建築・デザインの変遷と特徴及び嗜好された流行美を正しく理解することにより、現代建築・インテリアデザイン技術の向かうべき姿勢を学習する。
建築総合演習(実践)
A・B・Cの中から1つ選択する。
- 建築設計(店舗設計除く)、店舗設計、建築CGパース、建築パース、建築模型等の中から希望の分野を選択し、作品の制作をする。
- 建築計画、構造、施工、リフォーム等の中から各自で課題を掲げ、調査・研究をしその成果をまとめる。
- 建設業全体を把握し、工事管理の手法・躯体工事の方法・手順を現場実習を通じ、その管理手法を習得する。また、安全・工程・品質のマネージメント業務の基本的な手段、実行予算計画を立案し工事現場の運営方法を習得する。
インテリアコーディネーター演習
テキストが入ります。
施工管理
建築基準法を理解する上で重要な用語の定義について図解等を交えてわかりやすく解説する。また、建築基準法及び建築基準法施行令を基本として、建築物自体の主要な技術基準、都市計画区域等における主要な建築制限、制度規定について、法の基因関係から遂条の解説を実際例と併せて解説すると共に法文内容の理解を深めるために演習を行う。
建築ITⅡ
CALS/ECの基本的考え方を学び、データの電子化・標準化・共有化の実践的演習を行う。また、ワープロ・表計算・データーベースソフトの活用により見積書、確認申請等の各種建築関係書類の作成技術を体得する。
インテリア設計製図
- 店舗設計・住宅設計における必要図面の作成能力の習得
- TPOに対応できる企画力・表現技術の向上
- 説得力のあるプレゼンテーション技術の取得
建築インテリアパース
図学の学習により、様々な多角形、黄金矩形、円から発展した形を自由に作成することが出来る能力を身につける。これを元に透視図法を習得し、外観・内観の線描と着彩までができる能力を養う。
CG/ファニチュアデザイン
応用として、店舗図面を3Dで表現、どのような複雑な形であっても3Dで表現できる技術を学ぶ。作成した店舗のパースをフォトショップで取り込み加工・修正する。
科目名をタップ(クリック)すると、それぞれの科目の説明が表示されます。
建築の基礎知識からCGスキルまで、インテリア演出に必要な技術を学ぶことができます。将来は設計関係の仕事に就き、一人ひとりの要望に応えられる建物をつくれるようになりたいと思います。
愛知県 鶴城丘高等学校 出身
神谷 佑音さん
